皆さん、ごきげんよう。
大阪マラソンも終わりイベントが一段落してホッとしているイトーちゃんです。
でもまだまだ年内楽しみたいなと思っています。
楽しいことが大好物な滋賀県在住会社員です
さて今日はあるブログからの気づきをブログにまとめました。
今日のお題目です。
あるツイートについて書かれたあるブログから
twitterはリアルを充実させる為のツールの1つであってtwitterをリアルとはき違えてはいけない。
— ひらるみ(オカン1.0) (@hirarumi_go) 2018年11月24日
以前、大切な人に「最近スマホばかり見てる」と言われハッとしました。大切な人を大切にしなきゃ私の幸せは生まれまない。まずは目の前の人を大切にした上での余韻で。浸りたくない。#オカンは思う
ボクが仲良くさせてもらっている大阪のオカンひらるみのツイートがなかなか核心を突いている。ドキッとした人も多いのではないでしょうか。
何を隠そうボクもドキッとした内の一人です。
それを受けて人活さんがブログを書いていました。
大まかに内容を要約すると目の前の人を大切にしよう。そして写真撮影などでもSNSへの投稿ありきではなくて、その切り取っている今を存分に味わった方がいいよってことです。
その中で取り上げられていた記事がこれまた衝撃的で多くの人に見てもらいたいなあと思いました。
いやこれについては本当にそうだと思います。
ボクも子供の運動会に行ったりもするんですがみんながみんな揃いも揃ってお子さんの写真やムービーを撮るために場所取りをしたり必死で撮影をされているのを見受けます。
これもお子さんへの愛情への表れだという捉え方もできますが、ボクはちょっと変わっているのかあまりこういうことはやったことがありません。
今この瞬間をリアルに目に収めるほうがカメラ越しに撮影していつか見返すことよりも大切だと思うからです。
SNSは悪なのか
SNSにハマりすぎるとリアルの人間関係の育成や依存状態を生じて精神状態を蝕んでいくというような記事が検索をすると次々と引っかかります。
これらの記事が警鐘を鳴らすことは本当に事実なのでしょうか。
一度想像力を働かせて考えてみることが大切なのだとボクは思います。
あくまでSNSはツールでボクたちは生身の生き物。
それは確かにそうで理屈はあっていると思うんですがこれはかなり前時代的な発想なのではないかとボクは思います。
2000年代のリアルとネットというのが完全分離していた時代、その時代であればこの理屈は通用するかもしれません。
でも、今は2020年代に入ろうとする時代です。2ちゃんねるなどの匿名のサービスは廃っていきFacebookを中心に実名顔出しが当たり前。
むしろ今のティーンエイジャーはTikTokなどで顔出しすら当たり前でそれが当然の動画中心のネット環境になってきているのです。
よってリアルとネット空間の距離感は本当の意味でシームレスになっているのです。
実際ボクの子供達も生まれた時からネット環境にいて3歳の頃からYouTubeに触れオンラインゲームに触れているような世代です。
間違いなく価値観が違ってきている中でこの価値観が間違っているということを決めつけること自体が前時代的だと思うんですよね。
もちろん悪影響もあるのだと思います。
でも、社会がそして環境がそうなってきている以上、それを受け入れて進化していくしかないんですよね。
悪影響だとばかり叫んでいても時代に取り残されてるだけなのだと思うのです。
SNSが好きな自分も自分である
ボクが最近好きなのが分人主義。
今読み進めている本も分人主義について書かれている本です。
この本はめちゃめちゃいいからボクのブログを読んでくれている人には全員に読んで欲しいなという課題図書にしたいくらいです。
その中にこういう一節があります。
人は、なかなか、自分の全部が好きだとは言えない。
しかし、誰それといる時の自分(分人)が好きだとは、意外と言えるのではないだろうか?逆に別の誰それといる時の自分は嫌いだとしても。
そうして、もし、好きな分人が一つでも二つでもあればそこを生きていけばいい。
分人は、他者との相互作用で生じる。
ナルシズムが気持ち悪いのは、他者を一切必要とせずに、自分に酔っているところである。
そうなると、周囲は、まあ、じゃあ、好きにすれば、という気持ちになる。しかし、誰かといる時の分人が好き、という考え方は、必ず一度、他者を経由している。
自分を愛するためには、他者の存在が不可欠だという、その逆説こそが、分人主義の自己肯定の最も重要な点である。
SNSへの時間を過度に持つことに罪悪感を持つことがある人もいると思います。
そのことを感じること自体はボクはとても大切なことだと思います。
ボクの根本にも「大切なのは大切な人を大切にすること」だという観念はもちろんあります。
例えばSNSを全くしていない家族のことを放りっぱなしにして自分だけがSNSに没頭するということはあまりよろしくないことなのだと思います。
でも、例えばSNSの中で深い関係性を築きその人たちを大切にすることは決して間違っていることではないと思うんですよね。
そこはバランス感覚が重要であなたが本当に心から大切にすることを決めていけばいいのだと思います。
誰かがいうから家族を大切にするためにSNSをやめるというのは本末転倒だと思うんですよね。自分自身が納得してそうするのであれば話は別ですが。
自分がそうすることで心地よいと思える人間関係を選べばいいと思うんですよね。そのバランスを取りにいくのもやっぱり自分ですから色んな分人が出てくるのは致しかた無いんです。
分人主義という概念を理解していくことで自分の好きな自分を見つけられることは確かです。
SNSはその一つの選択肢だということを理解しておけば今の時代それほど忌諱するほどのことでも無いと思うんですよね。
#彦根 からおはようございます
— イトーちゃん (@SOMASOMA0416) 2018年11月23日
分人主義は人を生きやすくする考え方。全ての人に首尾一貫した態度を押し付けるのでなく人によりそれぞれの分人格が現れることは自然なことでコミュニケーションを円滑にするもの。自分の好きな分人格でいる時間を増やしたいものです。#首尾一貫八方ブスに成り下がる
でも、あくまでもご利用は計画的に。
今日お伝えしたいことは以上です。
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